211073
突然ですが「虫垂炎(盲腸)」って知っていますか? もしくは、かかったことありますか?

虫垂炎は、急にお腹が痛くなり、病院を受診すると緊急手術なんてことがよくあります。若い子に多く、15人に1人が一生に一度はかかると言われています。

先日、子どもが夜中に急にお腹の痛みを訴え、もしかして…!? と救急病院に行きました。今回は、違ったので一安心でした。

私のように焦らなくてもいいように、虫垂炎の原因や症状、治療法について調べてみたので参考にしてくださいね!

Sponsored Links

虫垂炎とは…

体内にある虫垂(ちゅうすい)に何らかの原因で炎症をおこすことを「虫垂炎(ちゅうすいえん)」といいます。虫垂は、盲腸(もうちょう。右下腹部の小腸~大腸につながった下の部分)の先に突き出た5~10cmの先端が閉じた突起物です。

【虫垂炎の特徴】
虫垂の長さ:6~8cm
虫垂の太さ:えんぴつ程度
お腹が急に痛くなり、緊急手術となることが多い
15人に1人が一生に一度かかると言われている
10~20代が発症のピーク(小児や高齢者などどの年齢層でもみられる)
男女差はない



虫垂炎は、適切に治療が行われれば予後は良いが、治療せず放置しておくと腹膜炎をおこしたりする可能性もあります。勝手に判断せず、病院を受診しましょう!

虫垂炎の原因と症状

虫垂炎の原因は何なんでしょうか? みんなが必ずかかるわけではありませんよね! 原因を調べてみましたので見てみましょう。

虫垂炎の原因

虫垂炎の原因は、はっきりわかりませんが…糞便(糞石)や異物、リンパ組織の過形成、腫瘍などで虫垂の入り口がふさがったり、狭くなることがきっかけでなると考えられています。

他にも、暴飲暴食・過労・風邪・便秘などがきっかけとなることもあります。

こうなると、誰にでも当てはまりますよね。気をつけましょう! 次に症状を見ていきましょう。

虫垂炎の症状

主な症状は、腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振、発熱(37~38度)などです。39度以上の高熱の場合は、せん孔性腹膜炎や膿瘍形成を考える必要があります。

1.みぞおち辺り、上腹部やへその周りが突然痛み出す
2.発熱、吐き気・嘔吐、食欲不振となる
3.吐き気が治まり、数時間~24時間くらいで右下腹部痛
(その部分を押して、離した時に痛む(反跳痛)がみられる)



発熱と吐き気・嘔吐、下腹部痛がみられる場合は虫垂炎を疑って、我慢せず病院を受診しましょう。早めに手術を行えば術後の回復も早いです。
Sponsored Links

検査と治療法

病院を受診したら、どんな治療をするのでしょうか? まずは、いろいろ検査をします。

検査

・血液検査
・腹部X腺検査
・超音波検査(腹部エコー)
・CT検査(必要に応じて)

一通り検査が済むと、手術が必要なのか? それとも投薬療法で治療可能なのか? 医師は、検査の結果で検討します。では、治療法を見てみましょう。

治療法

切除術と投薬療法があります。投薬療法により、虫垂を温存する方法もありますが…症状が進行していたり、腹膜炎など起こし緊急を要する場合は切除術が行われます。

手術は、「右下腹部の切開」が行われます。術後のことを考え、少しの傷で、予後も比較的良好な「腹腔鏡手術(内視鏡術)」も行われます。

虫垂炎とよく似た症状の病気もあるので紹介します。

虫垂炎とよく似た症状の病気

◆女性では…
・卵巣出血
・卵巣のう腫茎捻転
・子宮外妊娠
・骨盤内炎症疾患(PID)

◆腸の病気では…
・腸重積症
・大腸がん
・大腸憩室炎
・メッケル憩室炎

このように、似たような症状の病気って、結構あるんですよ。最近では医療も進歩しているので、誤診なんてことは少なくなったと思いますが、う~ん「開けてみないとわからない。」というお医者さんの言葉もわかるような気がします。

とにかく、「おかしいな…?」と思ったら、病院で検査してもらいましょう!

まとめ

虫垂炎とは、右下腹部の小腸~大腸につながった下の部分(盲腸)の先の部分が何らかの原因で炎症を起こし、急に痛みがみられる病気です。急な下腹部痛、吐き気・嘔吐、発熱で虫垂炎を疑うと共に他の病気の可能性もあるので、まずは病院を受診するのが一番ですね!

いろいろ検査をしてもらい、虫垂炎でなくとも原因がはっきりすれば、その後どうすればいいのかわかってくるので「おかしいな?」と思ったら病院を受診しましょう。

とにかく、早期発見・早期治療が大切です! 怖がらずに病院へ行きましょうね。
Sponsored Links