b9992b373b33e97c0b4cdd89277d15fa_s

日頃から、しっかり対策していても誤飲などにより、食物アレルギーの子どもは思わぬ時にアナフィラキシーが起こることがあります。もしもの時に、落ち着いて素早い対処ができるよう正しい知識をみにつけておきましょう。

ここでは、アナフィラキシーが起こったときの対処法や症状について、とことん調べてみました。それでは、見ていきましょう。

Sponsored Links

アナフィラキシーの症状は?

1.ショック症状(意識障害、血圧低下、めまい、失禁など)
2.喉の症状(喉の痛み・かゆみ、喉がしめつけられる感じ、声が出なくなる、声がれなど)
3.呼吸器の強い症状(呼吸困難や強い喘鳴など)
4.皮膚や粘膜の症状(蕁麻疹や発疹)
5.強い腹痛や嘔吐、下痢などの消化器症状


このような重い症状が同時に現れることをアナフィラキシーといいます。血圧が下がり意識がなくなったりするとアナフィラキシーショックと呼ばれ、命に関わるので危険です。

アナフィラキシーショックはとても危険な状態なので、救急車を呼んですぐに病院で処置を受ける必要があります。いざとなったら自分で注射をすることもあります。

過去にアナフィラキシーショックを起こしたことがある、もしくは起こす危険があると思われる場合は、緊急事態に備えてアドレナリン自己注射薬(アナフィラキシー補助治療剤)を常に携帯しておくと安心ですね。

万が一の時に適切な対処法がとれるよう事前にお医者さんに相談しておくといいでしょう。

アナフィラキシーショックはどれくらい発生しているの?

日本におけるアナフィラキシーショックは、年間5000~6000人に発生しており、死にいたるケースも毎年40~70例報告されています。原因となる物質には、食物や薬、蜂などありとあらゆる物があるのです。

食物に限定してみると、卵や乳製品以外に小麦も多くなってきています。子どものアレルギーの原因は、特に卵・牛乳・小麦が多いのですが、10年前に比べると果物やピーナッツなども増えてきています。

「えっ! これがアレルギーを引き起こすの?」という食べ物もあります。これも現代の特徴なんです。

では、実際にアナフィラキシーの症状が出てしまった時は、どうすればいいのでしょうか? 対処法をお伝えしていきます。

アナフィラキシーの症状が出た時の対処法

原因となった食物は、すぐに取り除くことが一番です。しかし食べるだけでなく、吸い込んだりしても食べ物は体の中に入ることがあります。そのような場合は、どうすればいいのでしょう?

食物の場合

・口の中に残っているようならすぐに出す。口を水でうがいする。
・原因となる食物が体に付着したり、手で触ったりした場合は、水で洗い流す。

安静な体位をとる

・仰向けに寝かせ、足を高くして楽な体位にする
・嘔吐がある時は、顔を横に向け吐物が喉につまらないようにする
・アナフィラキシーの症状がいったん落ち着いても、再度起こす可能性もあるので、様子を見ながら早めに病院を受診しましょう

アドレナリン自己注射薬

・太ももの前外側の筋肉に注射します
・この注射は一時的に緩和するための補助治療剤なので、応急処置として使った後はすぐに病院を受診しましょう。
・受診時には、①いつ②どんな症状が出て③何時に注射を打ったのか?メモにしておくといいでしょう!(病院で処置がしやすい)
Sponsored Links

まとめ

まとめとして、おさらいしておきましょう。アナフィラキシーの症状は、5つに分けられます。

1.ショック症状(意識障害、血圧低下、めまい、失禁など)
2.喉の症状(喉の痛み・かゆみ、喉がしめつけられる感じ、声が出なくなる、声がれなど)
3.呼吸器の強い症状(呼吸困難や強い喘鳴など)
4.皮膚や粘膜の症状(蕁麻疹や発疹)
5.強い腹痛や嘔吐、下痢などの消化器症状


急にこのような症状が現れたら、びっくりしてパニックになりますよね!でも、アナフィラキシーについて知っていれば早めに対処できますので、覚えておきましょう!

では、対処法のおさらいです。

1.食物の場合は、すぐに取り除く
2.安静な体位をとる
3.アドレナリン自己注射薬を使用する


早めに対処し、重症化しないようにしましょう。アナフィラキシーショックを起こしても、病院などで適切に対処すれば数時間で症状は治まります。自分で勝手に判断しないようにしましょう。
Sponsored Links