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お子さんは、おたふく風邪になりましたか? おたふく風邪は、どんな症状になるのか知っていますか? よく聞くのが「ほっぺが腫れる」ということ。他には、大人になってからおたふく風邪になると「不妊になる」と言われていますよね!

実際にはどうなんでしょう…どんな症状が出るのでしょうか? 合併症には、どんなものがあるのでしょうか?

今回は、おたふく風邪について調べてみることにしました! それでは見てきましょう。

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おたふく風邪の症状

おたふく風邪の正式名称は「流行性耳下腺炎」です。耳の下にある唾液腺である耳下腺や顎下腺が腫れることで丸顔のおたふく面のようになるので、おたふく風邪と呼ばれています。

特徴的な症状はこの3つです。

1.耳下腺・顎下腺が腫れる
2.発熱(38度くらい)
3.咳や鼻水など風邪症状



初期症状は、首の痛みが強く出ます。そして、子どもの顔が腫れているかも? と感じたら、おたふく風邪かもしれません。その後、特徴として現れるのが耳下腺の腫れです。

これは、耳の付け根から顎のあたりに出ます。この唾液腺である耳下腺や顎下腺が腫れると、口を開けたり、噛んだり、すっぱいものや冷たいものを食べると痛むので食欲が落ちます。

左右ともに腫れることが多く、診断の決め手になります。片方だけしか腫れない場合もありますが、何日か経ってから両方腫れる場合もあります。腫れは、だいたい1週間くらいで引きます。

そのほか、腹痛や頭痛、倦怠感、嘔吐、食欲不振などもみられます。おたふく風邪は、感染力が強いので基本的に感染を広げないよう自宅療養する必要があります。腫れがひくと感染する心配はほぼなくなります。

3つの特徴的な症状を覚えておきましょう!

おたふく風邪の原因

おたふく風邪は、麻疹ウイルスの仲間「ムンプスウイルス」が原因で起こります。ムンプスウイルスは、耳の下にある耳下腺、顎の下にある顎下腺に感染するのが特徴です。唾液などでうつる飛沫感染や接触感染で、感染力はとても強いです。

一方で30~40%の人は、ウイルスに感染しても症状の出ない人(不顕性感染)もいます。潜伏期間は2~3週間で、他の人にうつしやすい時期は、耳下腺が腫れる6日前から、症状が出た後10日くらいです。

私の子どもは、恐らくこのウイルスに感染しても症状が出ない人だったのでしょう。兄弟で一緒にいたのに…一人しか症状は出なかったのです。ですから、予防接種を受けようと現在検討中です。

しかし、この予防接種が意外と高いんですよね! でも、今後のために受けておいた方が良さそうですね。では、合併症についてみていきましょう。

おたふく風邪の合併症は?

おたふく風邪は、合併症が多いのも特徴です。無菌性髄膜炎、脳炎、難聴、膵炎、精巣炎(男の子)、卵巣炎(女の子)など起こすことがあります。1週間以上たっても熱や頭痛、不機嫌が続くなどの症状がある場合は、病院を受診しましょう。

無菌性髄膜炎

おたふく風邪の患者の約10%くらいに見られます。脳の周りにある髄膜に炎症が起こります。1日3回以上の嘔吐、激しい頭痛などある時には病院を受診しましょう。

脳炎

おたふく風邪の患者の約0.2%に起こります。脳そのものが炎症を起こし、意識がなくなったり、けいれんが起こったりします。この場合はすぐに病院へ行きましょう。てんかんや発達障害など後遺症を残すことがあります。

難聴

約2000人に1人の割合で難聴がみられます。片方の耳にに起こることがほとんどです。片方の耳が聞こえにくくても日常生活に支障がないため、親子ともに気づきにくく発見が遅れやすいです。

特に子どもの場合は、自覚症状がないことが多いので、テレビに近づいて聞く、名前を呼んでも振り向かないなど、音への反応が悪くなっている場合は、聴力検査を受けましょう。

膵炎

激しい腹痛、嘔吐がある場合は、膵炎を合併している可能性があります。放置すると命にかかわるような腹膜炎を起こしたりする恐れもあるので、早めに病院を受診しましょう。

このように、おたふく風邪にはいろいろな合併症があり、重症化しないよう予防することが大切です。おたふく風邪は、予防接種をしていればならないわけではありませんが、重症化しないためにもできれば予防接種を受けた方が良さそうですね!

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おたふく風邪と不妊の関係

思春期以後におたふく風邪にかかると、男性は精巣炎、女性は卵巣炎を合併することがあります。成人の場合、小児より重症化しやすいのが特徴です。ですから、予防接種などで対策をするようにしましょう。

重症化しやすいとはいえ、一般に言われているような不妊症になることはほとんどありません。

では、見ていきましょう。

精巣炎(睾丸炎)

小児の場合は、ほとんど見られない合併症です。15歳以上の男性の約30%が併発します。睾丸が炎症を起こし、痛みと腫れ、発熱がみられます。

炎症を起こした睾丸は、その後少し小さくなることがありますが精子は作られます。まれに左右両方の睾丸がダメージを負うと「無精子症」となり、不妊の原因となることもありますが大体の場合は、片側だけですからおたふく風邪自体が不妊の原因にはならないのです。

卵巣炎

成人した女性の約7%くらいが併発します。おたふく風邪と同時に下腹部痛がみられます。炎症がひどくなければ、その後も正常に排卵しますし、大抵は片方だけで起こるので、女性の場合もおたふく風邪による不妊はごくまれな場合と言えるでしょう!

妊婦・妊娠中のおたふく風邪

妊娠中におたふく風邪にかかっても、赤ちゃんの奇形にはつながらないとされています。しかし、妊娠初期におたふく風邪にかかると、流産の危険性が高まるので注意が必要です。

まとめ

おたふく風邪について、わかりましたか? おたふく風邪にかかると次のような3つの症状がみられます。

1.耳下腺・顎下腺が腫れる
2.発熱(38度くらい)
3.咳や鼻水など風邪症状

そして、30~40%の人は感染しても症状がみられない不顕性感染であることがわかりました。おたふく風邪は合併症が多く、重症化することもまれにあるので予防が必要です。早めに予防接種をし、予防するようにしましょう!

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