春から夏にかけて、お出掛けする機会も増えると思います。ハイキングなどで、気がついたら湿疹が広がってチクチクと強烈な痛みが! なぁ~んてことありませんか?

5月~6月頃は、毛虫が多くなる時期なんですよ! ですから、ハイキング等で毛虫に刺されることが多くなります。毛虫は、服の上からでも刺されますので十分気をつけなくてはなりません。特に、好奇心旺盛な子どもの場合は要注意です。

毛虫の種類や刺された人の体質によっては、刺された部分が水泡(水ぶくれ)になったり、赤い発疹が全身に広がることもあります。今回は、毛虫に刺されたらどうすればいいのか? その症状と対処法を詳しく紹介します。

蝶や蛾の幼虫である毛虫は、自宅の庭や学校、公園など木が植えてある場所ならどこでも発生します。特に注意したい、毒針などをもつ毛虫とその発生場所も合わせて紹介しますね!

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毛虫の種類と発生場所

蝶や蛾の幼虫である毛虫には、毒針などをもつ毛虫もいるんですよ~でも、どれがそうなのか…わかりませんよね! トゲトゲのある毛虫は、触らない方が良さそうだけど、どこに発生しやすいのかわかりませんよね。

毛虫は、種類によって生息する場所も違うので、知っていると事前に気をつけることができます。よく聞く蛾の種類などいくつか紹介します。

チャドクガ
・活動期間:4月~6月,7月~9月
・椿やサザンカなどに生息
・体長:10mm 黄褐色

※国内では一番危険な毛虫。刺されると非常に強いアレルギー反応を起こすこともある


ドクガ
・活動期間:春~初秋
・桜や梅、薔薇などに生息
・体長:約40mm オレンジ色

※600万本の毒針をもち、刺されると広範囲に症状が現れる


イラガ
・活動期間:初夏~秋
・桜や梅、ケヤキなどに生息
・体長:約25mm 黄緑のしま模様

※刺した瞬間に毒液を相手に注入し、強烈な痛みを与える


マツカレハ
・活動期間:春~初秋
・松の木などに生息
・体長:約75mm(他の毛虫より大きい) 銀色の体

※刺されると激痛がはしる。毒針は肉眼で確認できるほど太い束になっている


ウメスカシクロバ
・活動期間:春~秋
・梅や桃・あんずなどに生息
・体長:約18mm

※サボテンのような毒トゲが特徴。毒毛を空中に浮遊させるタイプではないが、果実や木の手入れ中に直接触れてしまい、刺されるケースが多い


このように、自宅の庭や学校・公園など木が植えてある場所なら、どこでも生息しているので遭遇しやすいですね。

それでは、もし毛虫に刺されたしまった場合、どんな症状が出るのでしょうか? そしてどう対処すればいいのでしょうか? 見ていきましょう。

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毛虫に刺されたら、どんな症状が出るの?

先程も紹介しましたが、毛虫によって症状が違います。まず、絶対にしてはいけないことは刺された直後に患部を掻くことです。

毛虫に刺された直後は、痛みやかゆみなどを感じず、自覚症状があまりないことが多いです。毛虫に刺された場合は、毛虫皮膚炎という皮膚病になります。

しかし、数時間経つと、かゆみや発疹、かぶれなどを引き起こします。特にかゆみはひどく、赤いブツブツがたくさんできるのが特徴です。ですから、刺されたのか、刺されてないのか、あいまいなまま不用意に患部を掻いてしまうケースが多いです。

刺された部分を掻いてしまうと、毛虫の毒針がさらに、肌に食い込んでしまいます。これを防ぐためには、刺されたらすぐ針を取り除くことが大切です。

では、どうすればいいのでしょう… 次の章で詳しく説明しますね!

毛虫に刺された時の対処法!

1.患部を触らない
2.ガムテープ等で毒針毛を取り除く
3.患部は流水で洗い流し、冷やす
4.塗り薬を塗る
5.着ていた服を脱ぐ・洗濯をする

1.患部を触らない

絶対に掻いちゃダメ! 毛虫に刺されたら、患部を触ったり、こすったり、掻いたりしてはいけません。なぜなら、皮膚に刺さった毛虫の毛や針がさらに皮膚の奥へ食い込んだり、手に付いたものが違う箇所に刺さってしまう可能性があるのです。

症状がどんどん広がらないためにも、患部は触らない方が良いのです。

でも、毛虫に刺されたなんて思わないから、ついつい掻いちゃうんですよね~ そうやって、広がっちゃうんです(><)

2.ガムテープ等で毒針毛を取り除く

ガムテープやセロテープを使って患部に刺さった毒針毛等を取り除きます。はらったりすると、違う箇所に広がってしまうので、気をつけましょう。はがす時はゆっくりはがすようにしましょう。

3.患部は流水で洗い流し、冷やす

患部をしっかり洗い、刺さっていない毒針毛等を洗い流します。この時もこすり洗いをしてはいけません。保冷剤や氷を使って患部を冷やします。体内に入った毒が身体に回るのを遅くしたり炎症を抑える効果があります。

患部は熱を持って赤く腫れますが、氷や保冷剤などで冷やすことにより炎症が抑えられます。そして冷やすことは、腫れだけでなく痒みや痛みにも効果的なんですよ!

4.塗り薬を塗る

抗ヒスタミン薬やステロイド薬(毛虫の毒針による炎症や痒みに非常に効果的)を患部に塗る。でも、市販の薬だとどれが良いのかわからないですよね! ムヒアルファEXは、ほとんどの虫刺されに効くので良いですよ!

でも、人によって薬が合わない場合もありますので、ひどくなる前に、皮膚科を受診しましょう。

毛虫に刺されたら、しつこい痒みの症状が続くのが特徴ですが、中にはひどいアレルギー症状を起こす人もいます。自宅での応急処置の後、皮膚科を受診すると安心ですね!

5.着ていた服を脱ぐ・洗濯をする

着ていた衣服は全て交換すること! 毛虫の毛や針は空中を浮遊しているため、皮膚だけでなく衣服やかばんなどにも付着していることがあります。

ですから、他の衣類とは絶対に一緒に洗濯をせず、ガムテープなどで毛や針を除去をしたあと、50度以上の熱湯につける・アイロンをかけると効果的です。(毛虫の毒性は、熱に弱いのです!)

まとめ

いかがでしたか? 梅雨の時期~夏、秋にかけて毛虫の被害が増えます。外で思いっきり遊びたいけれど、毛虫に刺されると痛いし、痒いし…嫌ですよね!

なるべく木の下は通らないようにするなど、自分たちでも注意するように心がけましょう! 小さな子ども達には、予備知識として伝えておくといいですね!

毛虫は、蚊に刺されるのと違って、触ったり、掻いたりすると一気に広がります。予防も大切ですが、刺されてしまった後の対処法でも広がりや炎症を最小限に抑えることも出来ます。

もし毛虫に刺されてしまったら、焦らず対処しましょう。5つありましたね! では、おさらいしておきましょう。

【毛虫に刺された時の対処法】
1.患部を触らない
2.ガムテープ等で毒針毛を取り除く
3.患部は流水で洗い流し、冷やす
4.塗り薬を塗る
5.着ていた服を脱ぐ・洗濯をする

この5つのことを忘れないようにしましょうね! そして勝手な判断はせず、皮膚科を受診しましょう。

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