夏になると気温が高くなり積乱雲が発生したり、大気の状態が不安定になり急な雷雨が発生しやすくなります。最近は温暖化などの影響もあり、ゲリラ豪雨やスコールのような大雨に伴って落雷も増えています。

雷がゴロゴロ鳴っていると、なんとなく「恐いなぁ~」「嫌だなぁ~」と思っている人が多いですが、危険性についてきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか…

落雷による事故もニュースで知ることもあります。「自分は大丈夫だろう。」と思っていても、実際外出先などで急に雷雨などにあうこともあります。

雷の危険性、雷が鳴った時の避難方法など知っていれば、事故に合わずに済みます。雷が鳴った時の対処法を調べたので紹介しますね!

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そもそも雷って何?

◆雷がどうやって発生するか知ってますか?

雷は、雲と雲の間、あるいは雲と地上との間の放電によって光と音を発生する自然現象のことなんですよ! 放電する時に発生する音が雷鳴で、光が電光

そして、雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といいます。

雷は、雷雲の位置次第で海面・平野・山岳などいろんな場所に落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちるのです。どこにいても落ちる可能性はあるのです。

避難する必要がある場所は?

グランドやゴルフ場、屋外プール、砂浜や海など開けた場所や山頂など高いところなどでは、人に落雷しやすくなるのでできるだけ早く安全な場所に避難しましょう。

比較的安全な場所は?

鉄筋コンクリート建築、自動車、バス、列車の中は比較的安全です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、すべての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。

近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところに避難しましょう。

高い木の近くは危険です。最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにしましょう。

雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動するようにしましょう。

落雷による死亡事故で多いのは…
1位:開けた平地で雷の直撃
2位:木の下の雨宿りでの落雷

このことからもわかるように、木の下や建物の軒先での雨宿りは非常に危険です! 雷の電気は、外壁を伝ってきますし、木の陰での雨宿りは間接的に落雷する可能性があります。

「ビル・高い物・木からは、できるだけ離れる」これ原則です!

では、雷が鳴り始めたらどうすればいいのでしょうか?

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雷が鳴り始めたら…

1.建物の中に避難する
2.自動車の中に避難する

1.建物の中に避難する

建物の中では、なるべく壁側から離れ、部屋の中心にいるようにしましょう。また、雷の電気は水道管を通ってくる可能性もあるので、洗濯や洗い物、入浴は避けましょう。

間違っても雷を軒先で眺めるようなことは止めましょう。とっても危険ですからね~

2.自動車の中に避難する

自動車がある場合は、自動車の中に入りましょう。車両は雷が落ちても電気は自動車の外側を通って地面に逃げますよ! 車内では金属部分には触れず、なるべく中心にいるようにしましょう。

避難する場所がある場合はいいのですが… 外出先で非難する場所がない時はどうすればいいのでしょうか?

避難する場所がない場合の為に…

雷しゃがみの姿勢を覚えよう! これは、建物や自動車など避難場所がない時の対処法です。

雷しゃがみの姿勢
1.頭を下にかがめる(できるだけ姿勢を低くする)
2.両手で耳をふさぐ
3.足の両かかと同士を合わせる
4.つま先で立つ(かかとを地面から浮かせる)

※両足のかかとを合わせる理由は、万が一雷の電気が足から侵入しても、上半身まで流れないように片足から反対側の足へUターンさせて流し返すためである。

また、つま先で立つ理由は、地面との接点を小さくし、電気の侵入を最小にするためです。

リュックサックなどの荷物は、地面に下ろします。できるだけ姿勢を低くすることが大切ですが、腹ばいになるのはやめましょう。地面との接地面積が大きくなるので危険ですよ!

危険な行為・間違った避難方法

・傘をさすのは危険
・自転車やバイクを乗るのは危険
・木の下や建物の軒下は危険

・傘をさすのは危険

雷雨の時は傘をさすのは危険な行為です。自分自身が避雷針(雷を呼び込み地面へと電流を逃がす役目)になり、雷を呼び寄せてしまいますよ~(><)

傘だけでなく、ゴルフクラブや釣り竿も危険です。雷雨や雷雲が出てきたら、高く振りかざすことは止めましょう。

・自転車やバイクを乗るのは危険

自転車やバイクに乗っている場合は、直ちに降りて安全な場所に避難しましょう。

・木の下や建物の軒下は危険

木の下やビルや高い建物の軒下など、とても危険なので雨宿りはせず、建物の中に入るようにしましょう。

※ゴム製品も非常に高い雷の電圧は防げませんし、金属のアクセサリーを外しても意味はありません。身につけていてもほとんど変わりませんよ!

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パソコンや電子機器に落雷対策を!

最近の電子機器は落雷に弱い!?

電話機やインターネット機器など、電源線や回線など外部との接続が2つ以上あるものが、落雷被害を受けやすいとされています。

自宅に落ちていなくとも、間接的に被害を受ける場合が多いのです。自宅に落雷を受ける直撃雷よりも、数キロ先に落ちた雷が電線や配管などを通って自宅に侵入する誘導雷がほとんどです。

パソコン・電子機器・家電製品の基板や、電源部を破壊する被害が多いのです。

落雷の進入経路
・電源線
・通信線(電話回線やケーブルテレビ、インターネット回線など)
・アンテナ
・接地線(アース線など)

建築法上、地上20m以上の建物には、避雷針(ひらいしん)を設置する義務がづけられていますが、避雷針は主に人身事故や火災防止が役割で、建物の中にある電子機器を守ることはできません。

機器を保護するには避雷器(ひらいき:雷の被害から電気設備を守るためのもの)が必要になります。避雷器を内蔵した電源タップを使用しましょう!

※避雷器は、家電量販店やネット通販で購入できますよ。避雷器内蔵製品でない場合は、雷が鳴り始めたらあらかじめ電子機器の電源コンセントを抜いておきましょう。

また、太陽光発電(ソーラーパネル)は、落雷の影響を非常に受けやすいので、避雷器の設置していない場合は、一度業者に相談してみるといいですね!

まとめ

雷について、わかりましたか? もし、雷が鳴っていたら…まずは屋内の安全な場所へ避難しましょう。雷はどこに落ちるかわかりませんよ! 落ちてからでは遅いのです。

雷は、落ちてもビリビリするくらいで大丈夫でしょ! なぁ~んて、思っていませんか? 雷がもし落ちて人に当たれば、即死することもあるのです。

雷が落ちて助かったとしても、火傷や鼓膜が破れるなど症状がみられます。後遺症等はなく回復するようですが、危険です。雷から身を守るためにも対処法を知っておきましょうね。

では、おさらいしておきましょう。

雷が鳴り始めたら…
1.建物の中に避難する
2.自動車の中に避難する

避難する場所がない場合は、雷しゃがみの姿勢がありましたよね! 覚えていますか?

1.頭を下にかがめる(できるだけ姿勢を低くする)
2.両手で耳をふさぐ
3.足の両かかと同士を合わせる
4.つま先で立つ(かかとを地面から浮かせる)

これらを覚えておけば、知らないよりは安心です。これからの季節、雷も増えるのでお役に立てれば良いです。雷には気をつけましょうね!

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