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「溶連菌感染症」は、突然の高熱、のどの痛み、全身に真っ赤な発疹が出る病気で、赤ちゃんから小学生に多くみられます。名前は聞いたことがあるけど、よくわからない…という方も多いのではないでしょうか?

保育園や幼稚園、学校など集団での感染が多く、寒い季節に流行ります。細菌が原因で、ウイルスではないので治療せず放置しておくと悪化する可能性があります。適切な処置を行えば防げるので「おかしいな?」と思ったら病院を受診しましょう!

今回は、溶連菌ってそもそもなんなのか? そして、もし感染してしまったらどんな症状がでるのか? 調べてみましたので参考にしてくださいね!

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溶連菌感染症はどんな病気?

溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌の感染によって起こる病気です。主にのどに感染して咽頭炎や扁桃炎、高熱を伴い重症化すると、赤い発疹が全身に広がり「猩紅熱(しょうこうねつ)」などになることもあります。

溶連菌感染症は、溶連菌という細菌が原因で感染する病気です。ウイルス性の病気と違って、細菌性の病気は抗菌薬を使うことで悪化を防ぐことができ、治りも早くなります。

風邪と勘違いしてそのまま放置しておくと重症化してしまうので、勝手な判断はせず「あれ?おかしいな」と思ったら、病院を受診しきちんと治しましょう。

溶連菌感染症の5つの症状

1.発熱
2.のどの痛み
3.腹部症状(吐き気や嘔吐、腹痛など)
4.発疹
5.いちご舌

それでは、詳しく見ていきましょう!
1.発熱
突然38~39度の高熱がでます。咳や鼻水などの風邪症状はなく、熱とのどの腫れが出てくるのも特徴です。

2.のどの痛み
のど(咽頭や扁桃)が真っ赤に腫れ、食べ物や飲み物を飲み込むときに強く痛み、飲み込みにくくなります。

3.腹部症状
吐き気や嘔吐、腹痛がある子もいます。

4.発疹
溶連菌がのどにいるだけでなく、毒素が全身に回ってくると発疹がでてきます。発熱の2日後くらいから赤くて細かい、かゆみのある発疹がでてきます。最初は、頬や脇の下、手足に出て、徐々に全身に広がります。発疹は1週間くらい続きます。

発疹が落ち着くと指先から皮膚がポロポロむけることがあります。

5.いちご舌
発疹が出た後、舌が真っ赤になりブツブツした感じになります(いちご舌という)

溶連菌感染症は、38~39度の高熱とのどの痛み、嘔吐などから風邪症状と似ているので、間違えやすいです。溶連菌は、別の大きな病気(合併症)の原因になりやすい細菌です。

溶連菌を完全に治るまで、10日~2週間ほど抗生物質を飲み続ける必要があります。完治したかどうかは、症状が改善した2~3週間後に検査してわかります。

症状が治まったからといって油断は大敵です。勝手な判断はせず、病院を受診しましょう!

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症状が治まっても要注意!

病院を受診し、ちゃんと抗生物質を飲むと熱やのどの症状も治まってきます。でも、油断は大敵です。溶連菌はきちんと治さないと重大な合併症を引き起こす細菌なんです。

溶連菌を原因とする合併症には、心臓弁膜に障害を起こすリウマチ熱、血尿やむくみを伴う急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)、全身に赤い発疹が現れる猩紅熱などがあります

熱が下がっても溶連菌が残っていれば再発の恐れがあります。溶連菌を完全に退治するためには、抗生物質をきちんと飲ませることが重要です。症状が治り2~3週間後に尿の中に血液が混じってないか検査をします。

この検査をもって、溶連菌感染症が完治できたかどうかわかります。発症時の症状が治まり、抗生物質を飲み終わったからといって自己判断はせず、必ず発症2~3週間後に病院を受診しましょう。

まとめ

溶連菌感染症は、どんな症状があるのか。わかりましたか? 突然の高熱・のどの痛み・全身に真っ赤な発疹がでてきたら、そのままにせず病院を受診しましょう。

溶連菌感染症の5つの症状は覚えておきましょう!
1.発熱
2.のどの痛み
3.腹部症状(吐き気や嘔吐、腹痛など)
4.発疹
5.いちご舌

溶連菌感染症になってしまったら、早めに適切な治療をしましょう。そうすれば、重症化せずちゃんと治ります。家族も感染しないよう、手洗い、うがいは必ずしましょう。風邪やインフルエンザの予防にもなりますね!

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